金銭管理を自動化しない理由
Claude Coworkの登場で、秘書的な業務の自動化が普及しました。もしかすると触ったことのない人もいるかもしれないですが、一度触るとその優秀さに驚くはずです。
私も実際、毎日の振り返り・タスクなどをまとめるDailyNote、YouTubeの分析レポート作成、市場リサーチ・分析などを全て自動化し、使い倒しています。月3000円の課金が安く感じるほどに。
しかし、1つだけあえて自動化していないものがあります。それが金銭管理。
理由は3つあります。
1. 金銭感覚が麻痺しないようにするため
まず、自動化すると手間は減りますが「〇〇にどれくらい使っていた」ということが把握しにくくなります。
固定費などはリストで管理していますが、日常的には意識から抜け落ちがち。だから月1回、金銭管理の時間を取ることで強制的に現実と向き合うようにしています。
「生活コストを下げて収入を上げる」というアクティブミニマル戦略には日々の消費の把握が欠かせないのでそこは自動化しないということです。
2. 収支計算(KPI)の感覚を養うため
金銭感覚は筋肉と似ていると感じています。使わなければ衰える。自動化は便利ですが、任せっきりだと自分の金銭感覚を失ってしまいます。
手動でまとめると、数字が単なるデータではなく自分の選択の履歴として立ち上がってきます。
資産を積み上げていく過程で、この「振り返りながら進む感覚」がモチベーションにも繋がります。
個人KPIは単純に目標達成の指標だけではなく、自分との対話のツールなのです。
3. 価値観との対話を習慣化するため
最後はより具体的な支出における価値観を観察する為です。この購入は投資になっているか?という問いや、もう少し自己投資に回してもいいかも?のような気付きを大事にしています。
AIでも対話はできますが、返ってくるのはあくまでも「平均データ」です。ミニマリズムにおいては一般化されたデータは不要だと僕は考えています。
だから、実際のデータを見て自分で考え、削る。この工程を手動で行うことこそが生きることに繋がっている実感があるんです。
終わりに
家庭によって金銭管理の方法はかなり違うと思います。しかし「現実を自分の目で見る」ことは同じようにできるはず。
生み出した金銭が何にどう使われているかを自分で確認・頭で把握しない限り、資産は増えないどころか消費の闇に飲まれてしまう。
なのでマネーフォワードなどでは資産だけ確認しつつ、毎月の支出、残高、等の金銭管理は手作業で行うことを僕は続けています。