Taro Essence

Simple.
To The
Essence.

よりシンプルに、そして本質へ。

Resources

Freedom & Focus

自分らしい人生をデザインするためのツールと知識。情報過多な世界で、あなたの時間と集中力を取り戻すためのリソース。

The Blog

Articles & Insights

習慣、思考法、そしてより少ないもので豊かに生きるための実践的な気づき

ミニマリスト流・物欲を抑える方法

ミニマリスト流・物欲を抑える方法

結論、「持ち物リスト」と「欲しい物リスト」をつけることです。は?と思われるかも知れませんが、いろいろ試した結果これが1番効果的でした。物欲が湧く心理、なぜ有効か、具体的な方法を解説していきます。無駄な買い物でお金が減っていくことに悩んでいる人の救済になればと思います。物欲が湧く仕組み物欲は複雑な感情に見えて、実はシンプル。大体のパターンはこれです。欲しい物を見る・想像する→脳の「快楽ボタン」が押される「買えば幸せになれる」という期待でドーパミンが出る要するに、手にいれる前〜手に入れた瞬間までの快楽のために、物欲が湧くということです。そして今はSNSや広告の情報が大量に入ってくるので、無意識のうちに物欲が駆り立てられているのですが気が付かない人が多い。入ってくる情報自体をフィルタリングする・切り捨てるのも有効ですが、今回推奨する「2つのリスト」も必須になってきます。なぜ「持ち物リスト」が効くのか持ち物リストをつける意味は、全体の把握と再確認です。大体の人間が、ものを買ったあと意識が薄れます。買う前は熱心に商品のことを調べたりしていたのに、手に入れたら熱が冷めている。しかし持ち物リストを作ると、自分が何を所有しているかを脳が再認識します。「これはこのくらい使ってる」とか「最近あまり使ってないな」とか「いい買い物したな」というモノと対話している感覚が出てくる。この感覚こそが、簡易的快楽という名の物欲を減らす効果を持っているのです。コレクターが物をディスプレイに飾るのと同じで、見えるから認識でき、意味がある。ただ、物欲は本能なのでどうやっても湧いてきてしまうんですよね。なので、欲は受け入れつつ上手に買い物する方法、それが「欲しい物リスト」なのです。「欲しい物リスト」の効能端的に言うと、「衝動的な購買を減らし、買い物スキルが上がること」でしょうか。至ってシンプルで、欲しいと思った瞬間にリストに書く。これだけです。この単純な行動だけで、衝動買いはほぼ消えます(個人的体感)。物欲のピークは大体3日以内に収まると言われていて、リストに書いてワンクッション置くと「本当に必要だっけ?」と冷静に判断できます。さらに1ヶ月後にリストを見返すと、「なんで欲しかったんだっけ?」となる物も多いんです。つまり欲しい物リストは、欲求と理性の間に距離を作るためのテクニックなのです。持ち物・欲しい物リストの具体的なやり方物を減らすまず、所持品が100個以上の方は物を減らすことから始めましょう。なぜならリスト作成が大変になり、挫折する可能性が高くなるからです。持ち物リストを作るExcelやスプレッドシート、Notionなどに表を作成します。そして持ち物の名前、カテゴリ、写真、購入日、値段など好みの項目を作成します。一言メモなど付けるのも良いですね。そして新しいものを購入したらすぐにリストに追加します。欲しいと思ったら即座にリストへ欲しい物が出たらリストに記入。そして持ち物リストを確認して、代用できないか?同じような物がないか?を検討します。最低1日〜1週間寝かせる24時間置く→ 絶対に欲しい気持ちがなければさらに1週間置く。ここまで来たらそれは買う必要がないものでしょう。高価なものであれば、もっと期間を置くことを推奨します。定期的に見返す持ち物リストは「もう手放してもいいもの」に気づく機会にもなります。欲しい物リストは「本当に欲しかったもの」だけが残っていく。Webアプリ化しました具体的なやり方を記述しましたが、誰でも簡単にできるようアプリ化しました。スマホのホーム画面に追加すると便利です。https://minimalist-item.vercel.appPC・iPhone・Androidのブラウザ全てで使用可能ログインすることで持ち物・欲しいものリストを複数端末で同期スプレッドシート、Notionへの連携機能(自動同期)欲しいものリストのAIレビュースプレッドシート、Notionの連携をしておけば、アプリ側を更新してそのまま同期することができます。AIレビューは全ての持ち物・購入検討履歴から「本当に買うべきか?」をレビューしてくれます。買い物前に冷静に評価する時間を与えてくれるので有効活用していきたいと思います。ついこの間完成したばかりなので私自身も移行中ですが、フィードバック等あればお問い合わせいただけると幸いです。まとめ物欲との向き合い方は、習慣形成などと同じように「意思ではなくシステム」で解決することが重要です。持っているもの・欲しいものを可視化し、冷静になる。このシンプルさが物欲に打ち勝つ強さになります。

Read Full Post
taro. August 15, 2026
2027年から始めたいミニマリスト習慣9選

2027年から始めたいミニマリスト習慣9選

「今年は〇〇をやる!」と新年になって意気込む人が多いですが、正直遅い。もうすでに2027年は始まっています。2026年の今日から、2027年の自分として動き出しましょう。今回は、来年から始められるミニマリスト習慣を9つ紹介していきます自身が6年間のミニマリズムを実践する中で見つけた「暮らしを変える小さなルール」ですので、最後までご覧ください。ちなみに特別なことは何もありません。どれも「今日から真似できる」レベルですので、来年からとは言わず今日から実行してみてください。1. 意思力を捨てるあなたは意思が強いでしょうか?僕は強くありません。しかし毎朝5時には起き、ジムまたはランニングを習慣にしています。これは、意志力には頼らず仕組みで自分を動かしているからです。人間の意思力は驚くほど弱く、状況が少し変わるだけで、例えば疲れている時やイレギュラーな予定が入った時、または気分がなぜか落ち込んでいる時など、意思力が弱いタイミングの方が多いのが事実です。だから意志力に頼ることを諦めましょう。そのかわりに「環境を変える」方を選ぶことです。ジャンクフードを家に置かない→ それを食べるには「買いに行く」という一手間が発生する。その一手間があるだけで、衝動買いや衝動食いはかなり減る。朝ジムに行く・またはランニングに行く準備をしておく→ 準備をしておくことで脳に「起きたら行動する」と起きる理由をインプットできる。そして素早く動き出せる。YouTube撮影のカメラセッティングをしておく→ いつでも動画を撮れる状況なのでハードルが下がる。環境が変わるから、行動も変わる。人間は意外とシンプルです。明日から、意思力を信じることをやめましょう。2. スマホを置く時間を増やすスマホは「暇つぶし」の定番になりすぎていて、無意識に手が伸びます。電車に乗ったら周りを見渡してみてください、9.5割の人がスマホを見ています。ボーッとしているか、書籍を読んでいるか、または寝ているか、そのような人はレアです。なぜスマホを置く時間を増やすべきなのかというと、「ドゥームスクロール」と呼ばれる、情報を延々とスクロールし続ける行為が、不安感や気分の落ち込みにつながることが複数の研究でわかっているからです。「SNSを見ているときは楽しいけど、見終わってしばらくすると何故か落ち込んだ感じになる」という現象は多くの方が経験しているのではないでしょうか?このことを知ってから、スマホの扱いに対する意識が変わりました。とはいえSNSは便利であるし、仕事道具でもあるので、完全に手放すのは難しい。だから「目的を持って開く」のと「なんとなく見てしまう」のを区別する意識を持つようにしています。僕が行なっているテクニックは充電はデスク裏でするグレースケールをデフォルトにするデスクの裏にマグセーフ充電器を仕込み、そこで充電する。そうすれば作業中は視界に入らないですし、充電しながらスマホをいじるということもできない。あとは画面を白黒に設定しています。色がなくなるだけで、スマホに全く魅力がなくなるのは不思議です。ただ、特定のアプリ操作時に操作しづらくなる問題もあるので、サイドボタンを3回押せば色が戻るようにしています。設定方法は「設定>アクセシビリティ>画面表示と文字サイズ>カラーフィルタ」でグレースケールを有効にし、「アクセシビリティのショートカット」にカラーフィルタを登録しておけば、サイドボタン3回押しで白黒⇔カラーを切り替えられます。3. 毎月1回家計を確認する地味なのに1番効果があると感じます。会社を経営していて、お金の流れを把握できていない経営者はいませんよね。家計も同じで、生きているのであれば確認は必要です。毎月収入が入るスタイルでは、支出の管理は欠かせないからです。入ってくるお金を劇的に増やす方法はほぼありませんが、出ていくお金を見直すことは誰でもすぐに出来ます。そして、毎月1回家計を見直していないほとんどの人が意識せずにお金を使っていることに気づくでしょう。もし、生活の余力のための貯金や積立投資をしているのであれば尚更見直さなければなりません。ここでは節約テクニックは解説しませんが、過去に少し解説しています。テクニックよりもまずは毎月確認し、見直すクセをつける方が大事かと思います。アプリで管理しても良いですし、スプレッドシートなど自分にあった方法を選べばOKです。4. 「アップグレードしすぎない」を選ぶ新しい服・新しいガジェット・新しい家、新しいコスメ・新しいサービス常に新しいものがリリースされるのは、資本主義だからこそです。そして「これはあなたに必要です」と訴えかけてくる。しかし、誰しもが拒否する権利があります。「アップグレードはしません」と。もし「周りは新しいものを持っていて、なんか自分だけ遅れている気がする」という感覚に襲われるのであれば、それは思い込みに過ぎません。それこそがこの社会の罠なのです。例えばiPhoneであれば、ほとんどの人は最新のものはいらないでしょう。iPhoneアプリ開発の仕事をしている僕でさえ、4世代前の13miniを使用しています。むしろ、古い方が価値があるとさえ思っています。もっと言えば、さらに前の世代のものでも問題なく使えますし、Appleはサポートしています。道具を長く使う、という美学を今一度見直してみることを提案します。僕のMacBookも、壊れるまでは買い替える予定はないですね。だから「モノの状態と予算とタイミングが合えばアップグレードする」でよく、「アップグレードするために背伸びする」必要はないということです。5. 紙の書類をデジタル化or破棄する電化製品などを買うと必ずついてくる説明書。これらを全てデジタルに移行しましょう。大体はメーカーのHPにPDFでダウンロードできるので、リンクを保存しておくかPDFとして保存しておきましょう。あとは重要な契約書以外の紙類はスマホで写真を撮っておけばOK。請求書はなるべく口座振替・クレジットカード払いにしておけばスッキリします。物理的な紙を保管しておく必要性は、今どき本当にわずかしかない、というのが結論。6. 特定の場所だけミニマル化を徹底する家の中全体の物を減らしてスッキリさせるのは正直ハードルが高いです。なので、特定の箇所だけミニマリズムを適用するという提案です。例えば、カバンの中身を必要なものだけに厳選してスッキリさせる。デスクの上の余計なものを排除し、散らからないミニマルな環境を作る。これだけで気分的にもスッキリしますし、「自分はやればできる」という自信も付きます。そうすると、今度はここをスッキリさせてみよう!と連鎖的行動になっていきやすいのです。もうあなたはミニマリズムに足を踏み入れています。まずはお好きな箇所から、手をつけてみるのはどうでしょうか。7. 情報を断捨離するモノを減らすことよりも、情報を減らす方が今では難しいかもしれません。現代人が1日に触れる情報量は、江戸時代の人が一生で得る情報量を超えると言われています。当たり前なのですが、人間の脳は昔とさほど変わっていないため、脳はパンクします。だから慢性的に脳が疲れたような感覚になっている人が多い。なのでモノを厳選するように、情報も厳選しましょう。ニュースは見ないSNSの通知は全てOFFフォローするアカウントは「見て人生が良くなるもの」だけに絞り、定期的に見直すYouTubeの履歴機能OFFショート動画のスクロールをやめるスマホでSNSアプリを使う際は、その度にダウンロードする以上が僕のやり方ですが、できそうなものからやるのがポイント。情報もモノと同じで「なんとなく取り込んでいるもの」がほとんどなので、制御しつつ選んでいく。たまにはInstagramを眺めたりしますが、やっぱり中毒性がありますね。ジャンクフードを食べている感覚で、少し見てスパッとやめるように心がけています。逆に、視界から入る文章は大事にしていて、書籍やブログ、NoteやSubstackなどの人が書いた物を見る頻度を多くして、簡易的なコンテンツに意識が向かないようバランスを取っている感じですかね。これらを行うだけで、頭の中をゴチャゴチャしないよう保つことができます。8. 捨てるか迷っている物は「その場で実際に使う」断捨離をしていて捨てるか迷うものって結構あるかと思います。そこで推奨したいのが、「その場で使う」ことです。たとえば服であれば、すぐにその場で着て1日過ごしてみる。物であればその場で使ってみる。思い出の品であれば、その場で記憶を蘇らせてみる。そうすることで、「これはサイズが微妙に合わないから必要ないな」とか「この先使わなそうだな」ということが肌感でわかるので選択のテクニックとしてオススメです。やはりモノというのは、実際に使わないとダメだと思っていて、手に取って眺めているだけでは分からないんですよね。観賞用だとしても、手入れの際にしっかりと持つということをするだけでも違うのかなと。9. 「ノーマネーDay」を試すこれは名の通り、お金を使わない日を作ろう、ということなのですが、節約の他に「自分の支出を観察する日」という意味合いもあります。たとえば、仕事帰りに何気なく買っているスイーツや、昼休みにSNSの広告からポチった商品。そうした「無意識の支出」を一度ストップさせると、自分がどんなときに・どんな理由でお金を使っているかパターンが見えてきます。ノーマネーDayの目的は支出を減らすことだけでなく、「使う理由」を認識することで買う前に一呼吸おけるようになるシステムでもあるということです。実際にやってみると、お金を使わない日を作るのは案外難しい。外でコーヒーも買えない、Amazonでお気に入りリストに入れていた物を気軽に買えない。しかし、買えないからこそ「自分はこういう状況だと買う」ことが客観的に分かります。例えば、疲れている時はコンビニのスイーツに目がいくとか、電車内の暇な時間はAmazonを開いて眺めている。など。こういうことがわかると、「じゃあコンビニに寄るのをそもそも辞めよう」という思考になります。やったことがない人は、まず1日ノーマネーDayを試してみると新たな発見があって面白いですよ。ミニマリズムの扉を開けようどれも、今日・明日から始められるものだと思います。自分の生活で一番課題となる部分から一つ選んで試してみるのはいかがでしょうか。このような思考法を50個まとめている- 50 Minimal Life Rules -も無料配布していますのでぜひ。参考になれば幸いです。ではまた。

Read Full Post
taro. August 11, 2026
「これはミニマリストらしくない」という呪い

「これはミニマリストらしくない」という呪い

「ミニマリストです」と名乗った瞬間から、その呪いは始まる。言葉の呪縛だ。そしてさらに、ミニマリストは宗教に近いと僕は本気で思っている。なぜこういう話をするかというと、「ミニマリストはこういう物持たないよね」とか「それ持ってるならミニマリストじゃないじゃん」という言葉を今までかけられたことがあるからだ。言った本人に全く悪気はないと思うのだが、毎回心の中で「ん??」と一瞬考え、違和感を覚えていた。これは人間の心理機構、すなわち思考から発生していると考えている。今回はこの謎を深掘っていきたい。教典のない宗教?神はいない。教典もない。それでも「こうあるべき」というものが、どこからともなく存在している。これがどれだけ奇妙なことか、一度立ち止まって考えてみてほしい。仏教なら経典があり、キリスト教なら聖書がある。教義を疑うにしても、疑う対象がはっきりしている。ところがミニマリズムには、そのテキストがどこにもない。それは当たり前の話で、ミニマリズムはただのツールだからである。それなのに誰も書いていないルールを、みんなが暗黙のうちに共有している。だから「ミニマリストなのにそれ持ってるんだ」という発言が生まれる。これに出会うたびに、少し意味が分からなくなる。持ち物の数を数える審査員は、どこにも任命されていないはずだ。それでも、名乗った時点でタグ付けがされる。そしてそのタグから外れた瞬間、指摘される。教典のない宗教にしては、ずいぶん熱心な信者がいるものだ。ここでまず押さえておきたいのは、この「べき論」の出どころが誰なのか、実は誰にも分からないということだ。SNSやメディアから発信される情報を受け取った僕たちに無意識に植え付けられているのだと思う。定義が存在しないという前提出どころ不明の教義に振り回されないための、一番シンプルな解毒剤がある。それは、ミニマリストという言葉に、そもそも定義など存在しないと認めることだ。これはライフスタイルの一部であり、散々言っているようにただのツールに過ぎない。だとすれば、途中でやめてもいいし(捨てても、増やしても)、自分に合うようにカスタマイズしてもいい。カバンの中身だけミニマルにする。それだけでも十分に成立する。生活のすべてに適用する義務なんて、どこにも書かれていない。よく、ゆるミニマリストとか、ミニマリスト見習いとか、そういうワードを見るが、それはミニマリストとはこうあるべきで、その基準よりも上か下かみたいな考えがあるから生まれるのだと思う。しかし本来、基準は常に自分であるべきで、他人が作った価値観が正であるべきではないと思う。例えば、僕が最近引っ越して物が増えたが、そのことに関して気にしてはいないし、環境が変わったから当然と思っている。軸は常に自分だ。「あの人に比べたらまだ物が多い」という考え自体がおかしいのだ。「物」という道具に哲学を込めることと、道具そのものが哲学になることは、似ているようでまったく違う。前者は主導権がこちらにある。後者は主導権を明け渡している。「ミニマリストらしいかどうか」で物を選び始めた時点で、それはもう最適化ではなく、誰かが勝手に作った基準へ迎合しているだけなのだ。なぜそこまで求めるのかここで一度、話の角度を変えてみたい。モノを極限まで減らし、部屋には何もない。完全にノイズレスな空間ができあがったとする。なぜ、そこまで求めるのか?一番大きな理由は、それが本人にとっての生き甲斐であり、ある意味の「趣味」だからだと思う。日曜大工が趣味の人が毎日工具を手入れするように、部屋を整えること自体が満足感の源になっている。減らす行為そのものが、コントロール感を生み、達成感を生む。それ自体は何もおかしくない。趣味に貴賎はないのだから。しかし問題はその先にある。減らすことそのものが目的化した瞬間、先ほどの「教典のない宗教」は、外側からではなく内側から自分にかかり始める。他人に指摘される呪いから、自分で自分にかける呪いへとゆっくり移行する。本当は欲しいものがあるのに、「ミニマリストらしくないから」と我慢するとか、必要なのに物が増えるからという理由で買えないとか、誰にも何も言われていないのに、自分で自分を審査している。これはもう外部からのタグ付けではない。自分自身が教祖になり、自分自身が信者になっているセルフ宗教状態だ。何もない部屋の写真がSNSでどれだけ映えるかを気にした瞬間、本来求めていたはずの自由から遠ざかっている。呪いを解くここまでの話をまとめると、構造はシンプルである。実体のない教義が生まれ、それが他人の目を通して自分に向けられ、やがて自分自身の中でも再生産される。なので解き方も同じくらいシンプルな方法を提案したい。「ミニマリストらしいかどうか」を、判断基準から外す。それだけだ。大事なのは、何を削るかではなく、何を守るために削るかということ。カバンの中身だけでもいい、服だけでもいい、それぞれの生活に合わせて自分のスタイルを貫き通せばいい。誰かの「べき論」に、自分を合わせる必要はない。三度言うが、ミニマリズムはただの道具だ。道具に振り回されるということはあってはならない。それこそが、この呪いを解く唯一の方法だ。

Read Full Post
taro. August 7, 2026
人生が変わった自己投資10選

人生が変わった自己投資10選

どうも、Taroです。今回は自己投資について話していきます。「自己投資」と聞くと、スキルアップや見た目の向上など、自分を高める行為をイメージする人が多いかもしれません。僕が思うのは、結果的に収入が上がったものだけではありません。人生にいい影響や知見を与えてくれたものも含みます。投資というのは、お金だけの話ではない。時間という自分のリソースを割いた、という意味合いも含んでいます。一見無駄に思えることも、後になって経験という投資だったと気づくことがある。そして、意味のないことをやらないというのは、実は何にも投資していないのと同じだったりします。では、自分が実際にやって良かったと思う自己投資を10個紹介していきます。1. エラボトックス昔から「エラ張り」がずっと気になっていてコンプレックスでした。骨格が原因だと思っていたんですが、噛む力が強く、アゴの筋肉が発達していました。小さい頃から硬いものをよく噛んでいたことも原因の一つだと思っています。エラが肥大すると、顔が大きく見えます。女性はもちろん、男性でも気にしている人は多いはず。そこで自分は2年前から、A CLINIC銀座で打つようになりました。内装はシンデレラのお姫様みたいな雰囲気(全身真っ黒なので少し気まずい)。ただ先生のカウンセリングはしっかりしていて、技術面でも信頼できると感じています。今までに2回やりました。あと副次的な効果もあって、それは食いしばりの防止です。寝ている間も、無意識のうちに食いしばっている人は多い。歯医者では本来マウスピースを勧められるところですが、ボトックスも有効だと言われています。実際、歯医者の待合室でエラボトックスのチラシを見かけたことがある人もいるはずです。噛む力を弱めることで、食いしばりも防げる。とはいえ、自分の場合メインの目的は見た目でした。1年に1回打つだけで、顎のラインがシュッとする。永久的ではないけれど、かなり違う。ルッキズムを推奨してはいませんが、やはりコンプレックスが解消されると素直に気持ちがいいんですよね。薬剤にはアラガン社製と韓国製があります。アラガンは信頼性が高い分、値段も高い。韓国製は値段が安く、クオリティにも問題はない。1回目はアラガンを試して、思ったほど効果を感じなかった。2回目は韓国製を倍量で打ったら、かなり効果を感じました。今後も韓国製を使うと思います。自分のようにトレーニングでウェイトを上げていると、噛みしめる分だけエラがどんどん肥大していくので、それを防ぐという意味でも、顔まわりにコンプレックスがある人は検討してみる価値があると思っています。2. ノートPC(MacBook)僕の人生の中では、かなり大きい出来事です。長らく飲食業界にいたので、PCなんてまともに触ったことがなかったのです。実家にはPCがありましたが、使うのはWeb検索くらい。自ら興味を持ったこともナシ。経験と呼べるものといえば、飲食店の発注業務で、それも人差し指一本で打つレベルでした。そして「飲食店を離れて異業種へ転職したい」と考え始めた頃、Webマーケティングやプログラミングが台頭してきた時代でした。そこでふと「もうMacBook買うしかないでしょ」と勢いで買った。金額は20万円しないくらいでしたが、当時の自分にとってはかなり大きい投資でした。でも今となっては、その何倍もの利益になって返ってきています。あのタイミングで購入していなかったら、もしかすると今でも飲食店勤務だったかもしれません。購入後はまず、そのMacBookで自分のブログサイトをWordPressで立ち上げました。そこからすべてが始まった。ブログをポートフォリオにして、飲食店からWebマーケティングの会社へ異業種転職に成功。次はMacBookを使ってプログラミングを独学で始め、自分のアプリケーションをリリースして、システムエンジニアに転職しました。最初に買ったMacBookは、5年ほど使って売却し、新しいものに買い換えました。何も知らない状態からIT業界に入って、今も仕事ができている。あの時の決断が一番大きかったと思っています。普段は欲しいものリストをつけてかなり吟味するタイプです。でも、大胆に動くべきタイミングでは一瞬のノリのような動きが必要になる。考えすぎると、行動が止まってしまうから。そこの見極めは難しいのですが。動くべきところはすぐに動く、そういう教訓です。3. 一眼レフカメラ今使っている、ソニーのα7C。もともとは、自分が立ち上げたジュエリーブランドのWebサイト用に、撮影する必要があって買いました。それなりに値段のする買い物でした。立ち上げたブランド自体はもう閉じてしまったのですが、せっかくカメラがあるからYouTubeをやろう!と、それだけの理由で始まったのが今のチャンネルです。このカメラがなければ、今YouTubeはやっていなかったと思います。違う形で用途を変えて、生き続けるのが道具の良さです。カメラを持っていたことがきっかけで、撮影の仕事が入ったこともありました。それも含めて大きい買い物だったと思っています。4. プログラミング学習「システムエンジニアに転職した」と前述しましたが、スクールには通っていません。独学で勉強し、自力でアプリまでリリースはしましたが、転職となると現場で実際にやるスキルが必要でした。そこで当時、Twitterで現役のエンジニアを見つけて、単発で指導してもらう機会を得ました。自分でお金を払って何かを教えてもらったのは初でした。その時払ったお金は、その後の収入の上がり具合で何倍にもなって返ってきました。本当にあの選択をして良かったと思っています。今はAIが台頭してきて、ホワイトカラー職への影響が懸念されています。それでも、いま未経験からエンジニアになりたい人は、やるべきことの本質は変わらないと思っています。詳しくはこちら↓に書いているので、興味がある人はチェックしてみてください。AI時代に未経験からエンジニアになり、最短で収入を4倍にする方法5. 金融投資30歳という節目が転換点でした。今は10代、20代からやっている人も多い。でも自分は30代まで本当に無知で生きてきて、そこから人生を変えたいという意気込みで踏み出しました。それ自体が、もう自己投資だったと思っています。お金に働いてもらってお金を生む。その概念を理解しに行ったこと自体が大きかったと。投資は絶対的なものではなく、デメリットもある。それでも理解しに行くきっかけとして時間を使うことは、かなり重要だと思っています。今は月1万円からNISAができる時代です。少しでも興味を持ったならすぐ行動すべきだと思います。動かない人の方がほとんどだと思うので。個別株に興味を持った時もすぐに買いました。それが正しいか間違っているとか上がる下がるは別にして、「買う」という経験をしようと思って購入した。そうすると市場や企業について知ろうという意欲につながる。何事も行動から始まるものだと思っています。6. 転職なぜこれが自己投資なのか。時間を費やし、様々な業態・業種を経験してきたからです。美容師から始まり、飲食店を3店舗、Webマーケティングの会社、エンジニアとして正社員、そして今はフリーランス。見方を変えれば無駄にした、とも言えます。でも今、客観的に過去を振り返ると、色々な経験をしたからこそ見えたものがあります。業界の構造、人、自分の仕事に対しての向き不向き、何が嫌いで何が好きか。それを知る機会になった。これ自体が投資だったんじゃないかと思えています。もちろん、一つの仕事をずっとやるのは凄いことです。しかし自分にはそれができませんでした。だからこそ、色々手をつけたから分かることもある。今の世の中は移り変わりが激しく、この先はさらに激しくなっていく中で、やることを変えていかなければならない瞬間は必ず来ると思っています。同じことしかやってこなかった人はその状況で動きづらい。とっさに動けず、迷いが生じる。色々経験してきた人間は、そこに対して躊躇がない。抵抗がなくなる。だから今までの経験は無駄ではないと思っています。7. 遊びいわゆるクラブや夜の街での遊びです。20代で遊べばいいという話ではありません。ただ、20代の時にまったく遊ばずにそのまま行くと、30代である程度お金を持ったタイミングで、変な遊び方をしてしまう可能性が高くなる。これは自分のお金を使って遊ばないと分からないことです。当時はそれが快感でした。あるだけ使う、みたいな感覚。そういうのを経験したからこそ、今は衝動的に街に出るとか、お酒を飲んでパーッとやるとか、クラブで踊るとか、簡易的なドーパミンを出すようなコンテンツに興味がないのです。20代で自分のお金を使ってそれをやったからこそ、今の平穏な状態になれている。そう考えるといい投資だったんだなと。自分のお金だけでなく、当時の飲食店の社長に、夜のお店へ連れて行かれた経験もあります。それを経験した結果、そういうところが自分には合わない・興味がないということも知れた。それも良かったと思っています。もし30代になってから初めて経験していたら、どうなっていたかは分からない。タイミングだと思うので。要するに、自分がどういうところを好きなのかという見定めができた。そういう意味での投資です。8. 体作りこれは筋力トレ・食事など体作りにおける全般です。きっかけは、飲食業から転職する時の不安とストレスでした。当時の自分は、「この先自分は大丈夫か」「転職は成功するのか」という不安に、日々押しつぶされそうになっていた。そのタイミングでたまたま筋トレを始めたんです。やろうと決めたきっかけは、YouTubeの動画でした。今では有名な筋トレ系YouTuberのメトロンブログというチャンネル。その方の自重トレーニングの動画を見て、自分もこういう体になりたいと思った。あとはマインドやメンタル面でも憧れになりました。まず家で自重トレーニングを始め、その後、本格的にジムに行ってトレーニングしたいと思って契約しました。その時から今までジム通いを続けられています。週5日、1時間半ほどトレーニングしていてもはやライフワークですね。それも、ジム費用に加えて時間というリソースを費やしている以上、投資だと捉えることができます。体作りに関しては特に、自分が費やした以上に、しかもダイレクトにリターンが返ってくると実感しています。体の変化もそうですが、何よりメンタル面の向上が大きい。とにかくポジティブになる。筋トレ自体が楽しかったのもありますが、そこから「何でもできる」という謎の自信が湧いてきて、そこから人生がトントンと軌道に乗った気がします。当時の転職の成功も、そこから年々目標を立てて着実に達成できているのも、元をたどればトレーニングを始めたことが大きいと思っています。もし今から始めるなら、小さく始めるのがおすすめです。家で軽くトレーニングするとか、食事をいつもよりクリーンなものに変えてみるとか、それくらいで十分。大きく一気に変える必要はありません。小さいものを毎日積み重ねていくことで、気づいたら大きくなっている。次はジムを契約してみよう、次はランニングしてみようという風に、意欲が自然とついてきます。まずは小さくやってみることが大事だと思っています。9. 読書最強のインプットであり、最高にコスパのいい自己投資だと思っています。30代に入るまで自分は全く本を読むということをやってこなかったんです。だからこそ、なおさら身にしみました。今は動画コンテンツなど簡単に見れるものが多いですよね。でも読書はちゃんと集中して読まないと頭に入らない。それが結構貴重です。集中力を養う行為でもあるので。30代に入って本からインプットするようになってから、考え方が変わり、基盤が作られたようなイメージがあります。1000円ぐらいの本で、自分よりも経験豊富な人の知識・経験談を得られる。これはかなり格安な投資です。電子書籍もありますし、図書館に行けば無料で読み放題です。何から読んでいいか分からない人も多いと思いますが、結局入りは何でもいいと思います。本屋さんで最初に目に留まったものを買って読んでみるのもいいし、おすすめを一冊挙げるのであればいつも紹介しているエッセンシャル思考。自分の考え方の根底に置かれている一冊です。最近で言うと、自己啓発系はほぼ読まなくなって小説をよく読んでいます。物語に入り込む感じにハマっており、最近の読書事情はそんな感じですね。10. 環境への投資自分の場合だと引っ越しです。東京を脱出し、緑豊かで静かな環境へ引っ越し資金を投資しました。他の例を挙げると、会社の近くに住むだったり、理想の家を買うだったり。何でもいいと思います。環境を変えるとなると、まとまったお金が必要になることが多い。大事なのは、投資したお金でリターンが得られるかをじっくり考えることです。リターンといってもお金だけではなく自分の心・体にとって良い方向に進む的な物も含みます。場所を変えてメンタル面が安定するなら、それは十分リターンを得られていると思うし、いい決断でしょう。環境を変えるとなると、急ぎたい感情が出てくる。まず一旦冷静になり、ロジカルに判断する。自分に対して何のリターンがあるのかを、ちゃんと見極められるかが重要だと思っています。もちろん感情的に最初は動くこともあります。今回の自分の引っ越しも結構突発的でした。それでも、思いついた時に一回冷静になって、リターンがあるのか、どういうメリットがあるのかをちゃんと考えて整理してから動きました。そして結果、いい投資になりました。場所だけでなく、アイテムや設備でもいい。掃除が面倒なら掃除ロボットを買うとか、洗濯が面倒なら乾燥機までついているものを買うとか。とにかく、自分にどういうリターンがあるのかを考えてから行動に移せばいいと思っています。後から気づく投資もある今振り返ると、後になって投資だったなと分かるものが結構あります。人生は長いので、こういう後になって分かるパターンは今後もありそうです。一見無駄に思えたことが、後になって経験という投資だったと分かる。だから、意味のないことをやらないというのは、一見合理的に見えて割とトリッキーというか。何にも投資していないのと同じということでもあります。自分の感情と向き合い、やりたい事をどんどんやっていく。そう決めています。一般的に言われている自己投資とは少し毛色が違うものもありますが、少しでも参考になれば幸いです。ではまた。

Read Full Post
taro. July 30, 2026
恋愛リアリティー番組とミニマリズム

恋愛リアリティー番組とミニマリズム

どの配信プラットフォームでも恋愛リアリティー番組は廃れない、むしろ加熱している。僕は正直、普段そういうものをほぼ見ませんが、幾つものフィルターを通って入ってきた「世間が熱中している番組」をたまに見ることがあります。見ると言っても、最終話を見つつ気になる箇所だけツマむかんじでチラッと見るくらいですが…まぁ恋愛リアリティー番組自体が好きではないのでしょう。じゃあなんで見るのかというと、「何かと話題になっている」ものには理由がある、その理由を知りたい、気になるからです。時代をさかのぼると、令和以前でも恋愛リアリティー番組は存在しました。例えばあいのり、テラスハウス。当時から僕はあまり興味がなかったんですが、周りは熱中していたことを鮮明に覚えています。そしてその当時より、確実に「恋愛リアリティー番組熱」が加速していることが分かる。もちろん、コンテンツのクオリティが上がった・配信媒体の拡充など、複数要因はあるでしょう。しかしもっと本質的な、人間の性質が関係しているのではと思っています。それが「恋愛のミニマル化」なんじゃないかと。ここでいう「恋愛のミニマル化」とは、恋愛をしないことではありません。恋愛から、時間・失敗・曖昧さ・感情的コストをできるだけ取り除こうとする傾向を指します。恋愛のミニマル化=恋愛のアウトソーシング恋愛リアリティー番組を観るとき、私たち自身は恋愛をしていません。しかし、不思議なことに、ドキドキし、応援し、嫉妬し、別れに胸を痛める人もいるでしょう。実際に涙を流したりするのも珍しくない。「自分は何も失っていないのにも関わらず」です。告白もしない。振られもしない。時間も使わない。それでも、番組内の恋愛が生み出す「感情」だけは受け取ることができます。つまり、恋愛という行為そのものを、自分ではなく出演者に代行してもらっているのです。恋愛リアリティー番組は、恋愛を疑似体験しているというより、恋愛という営みを第三者へ委託するサービスに近い。自分は感情の消費者であり、出演者は感情の生産者ということです。スポーツ観戦が自分でプレーする代わりに熱狂を味わうように。ゲーム実況が自分でプレーしなくても達成感や驚きを共有できるように。恋愛リアリティー番組は自分で恋愛をしなくても「恋愛の感情だけを味わえる」コンテンツだともう気づいているはずです。だから私たちは、自分では恋愛をしていなくても、または自分の恋愛がうまくいっていなくても、外部で恋愛を楽しんだ気持ちになれるし熱中する。恋愛の「所有」から「サブスク化」へかつて恋愛は、自分自身が経験するしかありませんでした。誰かを好きになり、誘い、期待し、傷ついて、ときには失恋する。その一連のプロセスを引き受けることこそが、恋愛だったのです。しかし現代ではその前提が変わった。マッチングアプリがその例でしょう。相手は条件で検索され、違和感があればすぐに次へ進む。恋愛も効率化の波から逃れられません。「無駄な時間は使いたくない、できるだけ失敗したくない」それはごく自然なことです。一方で、人は恋愛そのものへの興味を失ったわけではありません。もっと言えば、人は昔から他人の恋愛や人間関係を覗き見したい生き物。友人の恋愛話が盛り上がるのも、芸能人の熱愛報道がニュースになるのも本能です。恋愛リアリティー番組は、この人間の根源的な好奇心を、ギュッと固めてエンタメ化したコンテンツです。音楽をCDで所有する時代から、Spotifyで好きな曲を再生する時代へ変わったように、恋愛もまた「自分で経験するもの」から、「必要なときに楽しむコンテンツ」へと姿を変え始めている。恋愛リアリティー番組が流行っているのは、恋愛好きが増えたからではありません。恋愛を"所有"しなくても、恋愛という体験の面白さだけを享受できる時代になったからなのだと。僕がほぼ見ない理由ここで一旦、自分の話に戻します。冒頭でも言った通り自分はほぼ恋愛リアリティー番組を見ません。妻も同じくです。なぜかというと、他人にあまり興味がなく恋愛体質ではないからだと思っています。恋愛体質が良い悪いという話ではなく、あくまでその人の傾向だということ。過去の経験や考え方が大きく関わってくると思います。だから言い方を変えれば、恋愛体質なほど他人の恋愛が気になり、番組の視聴率も増えるのでは?と、エビデンスなどない感覚ですがそう感じています。ただ、今は見ていないだけで数年後にはどハマりしていた…なんてことも十分あり得ますね。その時は僕が恋愛体質ぽくなったか、コンテンツが究極に面白いかのどちらかです(笑)効率化された社会が生んだ、新しい恋愛の楽しみ方社会はあらゆるものを効率化してきました。移動は速くなり、買い物はワンクリックになり、仕事はオンラインで完結する。恋愛もその流れの例外ではなく、今後はAI彼氏・彼女との関係が結婚にまで発展すると予想する専門家さえいます。遠回りや感情の曖昧さなどの非効率性は避けられ、失敗の可能性はできるだけ排除されるのは当然のこと。しかし恋愛とは本来、非効率そのものだったのも事実です。偶然出会い、思い通りにならず、相手の気持ちも分からない。その不確実性があるからこそ、人は深く感情を動かされてきた。もちろん全てが失われたわけではないですが、やはり前よりもぐっと減った気がします。恋愛をしない人が増えているという話もよく耳にします。だからこそ、日常では手に入りにくい恋愛感情を、手軽に・そして安全に受け取れる恋愛リアリティー番組が求められる。恋愛のミニマル化、その副作用として生み出された新しい娯楽です。流行っているというより誰かの経験を視聴することが根付いた証拠なのではと。だから恋愛リアリティー番組はこれからも、加熱し続けるのだと思います。

Read Full Post
taro. July 20, 2026
家で深い集中を手にいれる6つの方法

家で深い集中を手にいれる6つの方法

どうも、Taroです。高校生の頃、家でテスト勉強をしていると、とにかく気が散ってしまう・集中できないことが悩みでした。いっそ家を出て、サイゼリヤでドリンクバーを頼みながら作業した方が捗る。経験ある人、多いのではないでしょうか?街のカフェでも、多くの学生が勉強している姿を見かけます。これは「家で集中することの難しさ」を表していると思う。そして同じことが、大人になってからも起きました。コロナ禍をきっかけにリモートワークが始まって約6年。最初は全く集中できませんでした。しかし6つのテクニックを駆使し、自宅で深い集中に入る方法を手に入れた。リモートワークで集中できなかったり、家で取り組むべき作業ができない人。多いと思います。家にいると、なぜかだらけてしまう。これは意志の弱さの問題ではありません。環境設計の問題だからです。なぜ家では集中できないのか人は、環境と行動をセットで認識する生き物。会社に行くと自然と仕事モードになるのは、「オフィス=仕事をする場所」という回路が、脳に刷り込まれているからです。僕が学生の時にサイゼリヤに行ったり、カフェで作業する人が多いのはそこを「作業の場」と認識している証拠です。逆に家で集中できないのは、その回路がまだ存在しないから。「家はくつろぐ場所である。」それ自体は間違っていません。ただ、集中して作業をしたいなら家の中で「仕事モード」になる状態を意図的に作る必要があります。だからこそ、ONとOFFのメリハリが必要になる。僕が実践している、家を集中できる環境に変える6つの方法を紹介していきます。1. 家でも「外出時」と同じにする外出するときと同じように、服を整え、髪をセットし、身なりを整える。これは単なる気分の問題ではありません。人は環境だけでなく、"役割"によっても動きます。身なりが整っている自分は、無意識に「働く自分」というキャラクターを演じることになる。逆に頭が寝癖でボサボサ、寝巻きのままだったら「だらけたキャラクター」になる。そして身なりを整えておくことは副次的なメリットもあります。突発的にミーティングが入ったり、急用で外出することになっても、すぐに対応できる。余裕が生まれる。備えとしても機能するということです。2. 家全体を片付ける視界に余計なものがあるだけで、注意は確実に引きつけられます。家は生活する場所なので、生活感があるアイテムが多数存在する。例えば「スキンケア用品、郵便物やチラシ、脱いだ服」などしかしそれらは視界に入るだけで集中力を削っていくノイズ。だからこそ、家全体をスッキリさせる。特にデスク周り。集中するためにこだわった僕のデスク環境は下記記事で詳しく紹介しています。https://kentaro.life/blog/kljd-5f323. 体を先に動かしておく脳と体は連動しています。作業に入る前に、軽いウォーキングやランニング、筋トレなどで体を動かしておく。「仕事する前に体を動かしたら疲れるのでは」違います、逆です。体を動かすから集中できる、疲れない。運動というのは脳にスイッチを入れる行為そのものです。スイッチが入っていない状態で作業開始しても何だかボーッとして集中できない。先に体を動かしたほうが、スムーズに仕事モードへ移行できます。4. スマホを視界から消す「見ざる聞かざる言わざる」の如く、置かない、見ない、触らない。スマホをデスクの上に置かないというテクニックです。スマホの影響力は凄まじく、ポケットに入っているだけでも意識が引きつけられることもわかっています。現代において「意識」は有限の資源で、スマホが目の前に存在するだけでその資源を消費し続けます。だから、視界からも意識の範囲からも外す。僕はデスクの下に充電ポイントを作り、作業中はそこにスマホを置いています。こうすることで充電していることすら忘れる。もちろん通知はオフにすること。どうしても見てしまう人は電源をOFFにして部屋の外に置くのもアリです。5. 作業環境で作業以外をしないデスクの上で食事をしない。ゲームをしない。SNSを見ない。先ほど触れた通り、人は「環境=行動」とセットで認識します。ベッドは寝る場所、デスクは働く場所。ベッドの上でお菓子を食べながらSNSを見ている人が熟睡できないのは「ベッド=寝る場所」という認識が崩れているからです。デスクも同じ。その環境が「仕事をする場所」として認識されていれば、そこに座るだけで自然とスイッチが入るようになります。6. 仕事モードに入るトリガー・ルーティーンを用意する僕たちは幼い頃からトリガーで動かされてきています。例えば学校のチャイム。鳴った瞬間に席に座る。「お家へ帰りましょう」の夕方放送。聞こえたら家に帰る。この機能をセルフセッティングする。僕の場合、朝9時にデスクのアレクサから作業開始のアラームが鳴る。そして作業用のBGMが流れる。リビングでは朝7時にモーニングBGMが流れ、掃除ロボットが起動する。こっちの意識やモチベーションに関わらず実行されるのがポイントです。あとはスポーツ選手が試合前に同じ行動を繰り返すように、作業前の自分だけのルーティーンも重要です。コーヒーを淹れる、キャンドルを付ける、など。トリガー・ルーティーンは、意志力を使わずに脳を切り替える重要なスイッチです。意志力に頼らず、仕組みに頼る6つのテクニックに共通しているのは、どれも「頑張って集中する」方法ではないということ。服装、部屋の状態、体の状態、スマホの位置、環境の使い方、トリガー・ルーティーン。全てどんな状態であれ集中せざるを得ない状況を、あらかじめ作っておくという発想です。意志力は日によって変動します。僕も正直やる気が出ない時は多々あります。だからこそ、徹底的に意志力に頼らない仕組みを作る。環境さえ設計してしまえば、あとは環境が勝手に自分を動かしてくれます。家での集中方法に悩んでいる方の参考になれば幸いです。ではまた。

Read Full Post
taro. July 12, 2026

Hey, I'm taro.

エンジニア、クリエイター、ミニマリズム実践者。大規模なiOSアプリの開発やWebシステム開発に従事。ライフスタイルデザイン・ミニマリズムについて発信しています。