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家賃を下げることが自由につながる

家賃を下げることが自由につながる

先月、ついに引っ越しをしました。予定では今年の8〜10月頃を検討していましたが、物件をピーク終わりの4月に軽くチェックした際、物件数が想像以上に少なかったこと・費用面が思ったより安く済みそうだったこともあり早めの決断となりました。

そして、今回の引越しで1番変わることは「家賃」です。前回住んでいた物件より家賃を安く・かつ住みやすい空間をターゲットにして探していました。

確かに、引っ越しは出費がかさみます。引っ越し貧乏って言葉があるように。ただ、家賃が下がる場合は別だと思っていて、今回の僕のケースだと5万ほど下がり、初期費用は約40万円ほどで済みました。

ここで考えたいのは初期費用は家賃の差分ですぐに回収できるということです。

40÷5 = 8ヶ月住めば計算上、かかった費用は相殺できますし、その後は固定費がガクッと下がるということです。

そしてこの家賃が下がることが、人生の最大の自由に繋がる。だから今回の決断をしました。

「家を買うか、賃貸に住むか」という論争はここでは深く言及しませんが、僕は今のところ賃貸派でして、歳がある程度いったら一括で持ち家を買う時が来るかもしれません、とりあえずローンは絶対に組みません。

家賃という最大の固定費

「家賃は最大の固定費である」

節約の文脈では当たり前で、もう誰もが知っていると思いますが意外と日常では意識しづらい。なぜならナチュラルに毎月差っ引かれるからです。

僕は毎月、固定費のリストを見つめていて、どうしても家賃という固定費の重さが気持ち悪かった。まあ東京都内で言ったら安い部類に入るのでしょうが、それでも「もっと下げられる」という感情がありました。

やはり固定費の中でダントツに大きいのが家賃ですから、気になるのは当然のことです。固定費を下げようとするのであれば、細かいものを削るよりも家賃を下げた方がインパクトが大きい。

あと、家賃を下げるためには生活水準を上げないことも重要です。大体の人は収入が上がるにつれ生活水準も上げてしまう(いわゆるパーキンソンの第二法則)のが普通になってしまっています。

だから家賃を下げようとしても、水準が上がりすぎて難しい、むしろもっといい所に住みたいとなってしまいます。そのためにはベースの水準を低めに設定しておくことです。

毎日外食して贅沢さに慣れてしまうと質素な食事では満足できなくなってしまうのと同じように、一度上げた生活水準は落とすことが難しいのです。

その手段としてミニマリズムを活用しましょう。持ち物が少なければ家もそこまで大きくなくていいし、「もっとモノを」という消費の呪縛から抜けられます。

そして家賃は安ければ安いほど良い。よく手取りの3割とか言いますが高すぎです。

「家賃が低い=クオリティが下がる」わけではない

とはいえ家賃が下がる=生活の満足度・家のクオリティが下がると思われがちですが、それは場所選び次第で変わります。

僕は今回、東京から出て隣の県へ引っ越すことで家賃を下げつつも生活環境のクオリティを上げることに成功しました。

家賃が5万ほど下がったのにも関わらず、都心へのアクセスも1本で可能・間取り等の設備向上・緑豊かな地域など、一石四鳥くらいの結果に。これは戦略的に狙った結果です。

あと、生活のどこに重きをおいているかによって感じ方はかなり変わってきます。

都心からずっと離れて車移動が基本の田舎に移住する方が幸せなのか、都心で毎日夜景を見下ろすタワマンに幸福を感じるのか、デザイナーズ物件に住みSNS映えを狙う生活がいいのか、など。

結局人それぞれの感性なんですよね。そしてこの価値観的なものは年齢や環境で変わるってことです。「タワマンに長年住んでいたけど急に田舎で暮らしたくなった」というのは割とあり得る話だと思っていて、だからこそ飽き性で突発性のある僕は賃貸推奨派ということもあります(笑)。

家賃が下がることの恩恵

前置きが長くなってしまいましたが、ここで家賃が下がることの恩恵を整理してみましょう。

→家賃が下がり、固定費が下がる

→固定費が下がることで生活費全体が下がる

→生活費全体が下がることで少ない収入でも賄えたり、余剰分が出る

→そこまで稼ぐ必要がなくなるため、時間が生まれる

このようなロジックで、最終的に自由が生まれるイメージです。

転職して収入を上げたり、ストック収入や資産を積み上げて行くのも当たり前に大事ですが、最も簡単ですぐ効果が出るものが家賃を下げること。やろうと思えば1ヶ月後に引っ越しも可能です。

僕がこのような考えになったのは、20代の飲食店勤務時代に高い家賃を払っていたからです。

高いと言っても手取りに比べてという話で、家賃は9万円。ただ手取りが16万ほどだったので差し引いたら7万しか残らない。そこから生活費を捻出していました。しかも当時は洋服やCLUBでの夜遊びなどやりたい放題でしたので本当にカツカツの状態でした。

そんな高い家賃を払っているのにも関わらず、平日はほぼ家にいない状態。その後は色々あって実家に帰ったのですが自分の愚かさ・家賃という固定費の重さに気付かされたんです。

やっぱり毎月自動で支払っているとその重さが普通になってしまうんですよね。その教訓から僕は毎月、家賃を含めた固定費を必ず確認するようにしています。今回の引っ越しも、もとはと言えば固定費チェックの際に思いついたことがきっかけでした。

家賃を下げることは、単なる節約ではなく自由を得るということ。

もし今の生活がカツカツだったり、やりたいことができていなかったり、窮屈に感じるのであれば今の家賃が適正かどうか一度見直してみてください。