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お金の使い方で人生の満足度が変わる

お金の使い方で人生の満足度が変わる

どうも、Taroです。引越ししてからちょうど1ヶ月が経ったところです。いやーかなりお金を使いました。普段出費があまりないほうなので、結構使ったなと感じるんだと思います。とはいえ計画的かつ経済的に使うことができて個人的にとても満足のいく引越しとなりました。ということで今回考えてみたいのが「お金の使い方」です。結局、お金というのはツールでしかないのですが、その人の使い方次第で幸福度や満足度など全てが決まってしまうと思っています。これは「収入はいくらとか貯蓄・資産がどれだけあるか」は関係ないということです。もちろん人によって使える金額が違うのですが、「使い方のルール」みたいなものがある程度存在するのでは?と30代以降になって感じ始めていました。こういうことを言うと「自分のお金なんだから、自由に使わせろ!」という意見が聞こえそうですが、それはごもっともです。ただこの使い方が良くも悪くも自分に跳ね返ってくるとしたらどうでしょう?給料が入った分だけ使い・かつ貯金ゼロで散財した20代を送った僕だからこそ分かることもあると思うのでつらつらと書いていきたいと思います。グアムでの散財旅行にていいお金の使い方いい使い方には、「何に使うか」「なぜ使うか」「誰のために使うか」という3つの視点があると思っています。1. 欲しい物ではなく、必要なものに使う「ほしいモノ=必要なモノ」ではないということ。当たり前のようで、実は意識しづらいことです。ミニマリストの王道「ほしい物リストをつける」ですが、これは欲しいと思ったものが本当に必要か?をフィルタリングするのが理由です。普通に過ごしていると「欲しい!」と思っていたものを気付いたら買っていたということが多いでしょう。僕はAmazonセールなどで安くなっているからという理由だけで買っていました。「安くなっている=欲しいモノ」と錯覚するのも罠です。こういうお金の使い方をしていると、必要なモノの目利きが鈍くなったり、いざ必要なモノを買いたいと思ってもお金がないという事態に陥ります。例えば引越し転職のためのスキルアップなど、まとまったお金が必要なケースが出てきても、使えるお金が少ないということです。逆に普段から「これは必要なものか?」とワンクッション置いて考える癖がついている人ほど、いざという時にしっかりお金を使えて、かつ資産がある状態である傾向にある気がします。この第1歩として、自分の「欲しい」という気持ちに気付いて向き合うことです。「あー今自分はこれを欲しているな。この理由はなんだろう?」こう考えることで、その感情の発端を見つけることができます。そして自分に必要であれば買う、必要でないなら買わない、とシンプルな選択をするだけです。2. ネガティブを解消するためにお金を使う自分に対するお金の使い方は大きく2つに分けられると思っていて、一つはネガティブ(マイナス)を解消する為に使うお金。もう一つはポジティブ(プラス)なことに使うお金です。前の項目で挙げた「必要なもの」はポジティブな方に入ります。ただ、実は優先度が高い使い方はネガティブの解消です。なぜなら日常の小さなストレスや不満が残ったままだと、判断力が鈍って「本当に必要なもの」を見極める余裕も失われるからです。言葉だと分かりにくいので例えると洗濯物を干す・畳むが面倒なので洗濯乾燥機を買う通勤時間が苦痛なので、職場近くに引っ越すのような感じで、負の感情を解消するための消費ですね。多分日常的にしていると思います。僕がシステムエンジニアに転職したのも、元はといえば「通勤が嫌でリモートワークをしたい」というネガティブ解消が動機でした。そのためにPCや教材にお金を使いましたが、結果的に現在理想の生活を送れているので適切な使い方だったなと思っています。ただ気をつけないといけないのは、自分の負の感情を一度確認すべきということです。基本的に世の中のサービス・商品は「何かを解決・解消する為」に存在します。だからすぐに飛びついてはいけない。「痩せたい→ダイエットサプリを買おう」というのは誰から見ても騙されていると分かりますよね。自分にとっての本当のネガティブは何なのか?そのものでネガティブは本当に解消されるのか?この辺りは事前にしっかりと考える必要があります。3. 見返りを求めずお金を使うこれは自分以外の他者に使うことを指しますが、「お金を使ったから〜してくれるだろう」など自分に損得や見返りを求めないのが重要だと考えます。例えば寄付ですね。自分には何も返ってきませんが、必要な誰かにお金が使われます。僕も実際、某支援団体に寄付しました。なぜしたのかと言うと、見返りなしで自分の為以外にお金を使うと言う経験がなかったからです。友人、恋人、家族などにお金を使うことは日常であると思います。ただそれは、心のどこかで見返りを求めている場合が多いと感じます。だから寄付という手段を選択してみました。ビル・ゲイツ氏のように莫大な寄付はできませんが、自分のお金で誰か1人の命が助かるのであれば使う価値はあると思いました。悪いお金の使い方1. 感情に任せた「衝動・見栄」で使うこといわゆる衝動買い・見栄買いです。僕は何度もやりました(笑)世の中の商品・広告はあなたの心を揺さぶってきます。この商品はここだけの限定です今だけ40%割引です有名〇〇も使っていますこれを持っていると勝ち組ですありとあらゆる謳い文句で誘ってきます。これに打ち勝つ必要があるんですよね。感情というものがあるからこそ人間らしいんですが…感情だけで買ってしまうと後悔しか残らないことが多い気がします。見栄のための消費も危険で、これは特に稼いでいる人ほど陥りやすいと思います。「自分はこれだけお金を稼いでいるんだ!」ということを周りにアピールする手段は「高いものを買うこと」しかないからです。なので、ハイブランドで身を固めている方は稼いでいることを本能的にアピールしたいか・無理しているかのケースが多い気がします。2. 自分へのご褒美として使うこと仕事を頑張ったご褒美に自分にプレゼントしよう!一見素晴らしいことのように思える行為ですが、その買い物を正当化するためのただの言い訳に過ぎません。誰しもが心のどこかで「買いたいけど後ろめたさがある」状態ですが、ここでご褒美という口実を与えれば、よし買おう!と納得できるわけです。その買い物をしたことで生活が豊かになるのだったら良いんですが、ご褒美感覚で買ったものって意外と後悔することが経験上多かったんですよね…。なので、ご褒美という免罪符なしに、「自分に必要か?」だけで考えることが必要なのです。何に使ったのか?振り返ることが大事ここまで説明してきましたが、じゃあどういう風に使い方を変えていくかというと派手なテクニックはなく、結局「振り返る」ことが1番なんじゃないかと感じています。あの時これを買ったけど、今満足している?結局あれはすぐに手放したな…あのお金の使い方は記憶に残っているななど、定期的に思い出すこと。僕が持ち物リストをつけているのもそういう理由です。振り返ることで「これは必要だった」「これは無駄だった」という自分なりの基準が少しずつ積み上がっていきます。その積み重ねが、次の買い物の判断を確実に変えていくんですよね。お金に対する考え方は千差万別ですが、より幸せになれる使い方を自分なりに確立していきましょう。

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taro. June 24, 2026
ユニクロ離脱とパックTと僕

ユニクロ離脱とパックTと僕

こんにちは、Taroです。とうとう梅雨に入りましたね。初夏の気温になる時もあり、そんな日は半袖Tシャツ1枚で過ごす方も多いのではないでしょうか? Tシャツというのは地味なようで、個性とかその人のこだわりが出ると思っています。そして僕が昔から好きなのが、パックTです。20代の頃はヘインズのパックTの色々な種類を買い漁り、コレクションに近い感じで所有していました。それくらい、パックTにはなぜかロマンを感じてしまうんです。そんなこんなで30代に入ってからはパックTから遠ざかり、ユニクロ様にお世話になりっぱなしでした。そう、エアリズムのオーバーサイズTシャツです。筋トレを始めた影響で体が一般的体格より大きくなったこともあり、いい感じに体型をカバーしてくれるこのアイテムを重宝していました。コストパフォーマンスも悪くないし、機能性も十分。ただ、半年も着ると首元が伸びてきて色あせも気になってきます。「まだ着られるのに、見た目が悪いから捨てる」というサイクルを繰り返していました。ファストファッションといえば、大量生産・大量消費問題が深刻です。正直、この自分の行動にも後味の悪さを感じていました。そんな時に出会ったのが、FreshServiceの2パックTシャツです。このTシャツを選ぶ理由まずは2枚という枚数。 これが地味に重要です。3パックだと多すぎるんですよね。2枚あれば十分着回せますし、ミニマリスト的にちょうどいい量だと感じています。そして日本製で縫製もしっかりしています。価格は2枚で税込10,450円とやや高めですが、ユニクロのオーバーサイズTシャツ(1枚約2,000円)と比較すると、プラス3,000円ほどで手に入る計算になります。素材は100%ポリエステルで、UVカット・抗菌・消臭と多機能。 コットンのような着心地の良さとは違いますが、個人的にはこのさらっとした質感が好きです。シワにならない、ヨレや型崩れもしにくいので長く使えてサステナブルだと感じます。さらに自分にとってかなり高ポイントなのが、汗をかいても白く残らないということ。僕はかなり汗っかきで、夏場は駅まで歩くだけでもビシャビシャになります。そして汗が乾いて後ろが白く残ってしまうあの感じがどうしても嫌で、ユニクロのTシャツでは解消されませんでした。しかしこのTシャツはすぐに乾き、さらっとした質感に戻ります。デザイン面でも、脇に小さくブランドロゴが入っているミニマルさがGood。完全な無地でもいいのですが、見えるか見えないかのラインで主張するスタイルが好みですね。あと、ブランド名がとてもいい。 元飲食店勤務だった自分にとって「フレッシュサービス」という名前にはどこか親近感があります。「新鮮なアイテムを扱う」というイメージがそのままブランドの世界観に重なります。着用感首元はしっかりと詰まったデザインです。前述した通り、ユニクロのものは半年経つとヨレが気になっていたんですが、このTシャツはその気配がありません。毎日ドラム式洗濯機で洗っていますが、色あせも汗染みも気にならないです。涼しさはエアリズムと同等か、それ以上です。30度を超える猛暑日に外を歩いていても、かなり快適に過ごせています。サイズ展開はM〜XLサイズで、Mサイズでもかなりオーバーサイズなので通常体型の方はMが無難かなと思います。僕はXLを着用していて、体が大きめの方はXLでもいいかもです。ラインナップとブランドの哲学自分が持っているのはこのTECH SMOOTHタイプだけですが、他にも長袖タイプやコットン100%の6.2オンスTシャツ(おそらく一番王道)、長袖モックネックなど展開があります。スポーティーな着心地が好みでなければ、コットンタイプの方が合うかもしれません。FreshServiceには「架空の運送会社が荷物をパッキンに詰めて出品し、売れ残ればまたパッキンに戻して持ち帰る」というブランドコンセプトがあります。そしてパッケージ一つひとつがミニマルで無機質。ファッションというより、明確な用途を持った「道具」としての立ち位置です。だからこそ日常で使い倒すことを前提にした作りになっており、僕のライフスタイルにマッチしたアイテムなんです。アイテム全般に言えることですが、流行に左右されにくいデザインで奇抜さがなく、どの時代でも着られると感じます。機能性とファッション性、どちらにも偏りすぎないバランス感がこのブランドの魅力でもあります。今のところ所有しているのはこのTシャツとソックス(同じくTECH SMOOTH素材)のみです。今後はアウターなど他のアイテムも検討するかもしれませんが、価格帯を考えると「本当に必要だ」と思ったタイミングで買うつもりです。Tシャツ探しに迷っている方は、一度店舗(青山・京都)で実物を確かめてみてはいかがでしょうか。今回はこの辺で。

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taro. June 17, 2026
人口密度はミニマルな方が幸福であるという話

人口密度はミニマルな方が幸福であるという話

「人口密度が高い場所にいると不幸になる」なんのPodcastか忘れてしまったんですが、そういう話題が出たとき「なるほどな〜」と思ったんです。「不幸になる」は言い過ぎだとしても、幸福度は下がるだろうなと。僕が最近、東京から出て田舎(東京と比べると)に引っ越してきたので体験として感じます。ではそもそも人口密度が高いってどこのラインからなのか?考えてみましょう。東京とその周り(千葉・埼玉・神奈川)の人口密度(人/km²)をデータで見ると東京都:3,441.0(全国1位)千葉県:2,262.4埼玉県:2,198.0神奈川県:2,116.8※総務省統計局「統計でみる都道府県のすがた2026」隣県と比較しても1000以上多く、東京が圧倒的に人口密度が高いわけです。都外に住んでみて感じたのが、東京の3階以上のマンションの多さです。東京は土地代が高く場所も限られる。だから狭い土地でもマンションを建てて縦に伸ばせばその分人が多く住める。よって人が増える。しかし都心を離れるとマンションがそれほど多くありません。賃貸は3階以下のアパートが多い印象です。だから人が増えづらい。人が増えたからマンションを作るのか、人を呼ぶためにマンションを作るのか、先か後かはわかりませんが人口密度が高くなる構造です。なぜ幸福度が下がるのかそして「人口密度が高い場所にいると幸福度が下がる」ことの理由について僕の経験から書いてみたいと思います。感覚・神経系への負荷人が多い分、それがビジネスに繋がります。資本主義の中心こそ東京です。街中には購買意欲を掻き立てるような店や広告が溢れています。その他にも、商業施設・オフィス街・夜の街など…常に視覚・聴覚・嗅覚が刺激され続けています。これは無意識に認知リソースを消費し続けているので、慢性的な疲労が蓄積しています。東京に出るとドッと疲れるのもこれが原因だと感じます。しかし住み続けていると慣れてしまうが故に、幸福の基準が高くなり、感覚が鈍くなる体感がありました。本来、幸せは小さくても感じられるものですが、基準が高くなってしまうと、より高い刺激を求め、さらに基準が高くなるという負のループに繋がると感じます。匿名性のパラドックス人が多いのに誰も自分を知らない。「何者でもない自分」が嫌で有名になりたいという欲が出るのも都心にいるからこそだと感じます。そして同時に、孤独感も強まるということです。孤独というと「1人でいること」と認知されがちですが、「認識されないこと」だと感じます。人が少なくても、小さなコミュニティで認知されていれば孤独ではない。都心は人が多いからこそ、認知されない=孤独感が強まって鬱や自殺などが増える、という推察です。雑踏の中が最も孤独になりうるということです。自然・静寂からの切り離し人間の回復・幸福感をコントロールしている副交感神経は自然環境・静寂で活性化します。しかし都心はどうでしょうか?シンプルに自然が少ない、人が多い、騒がしい。いわば幸福感を奪う設計になっているということです。東京から出て実感したのは「緑が視界に入る量」の差。都心では静かに自然を感じられる場所自体が希少な印象です。しかし僕が引っ越してきた場所では至る所に緑があり、畑や田んぼも普通にあります。あえて公園などに行かなくても常に自然を感じられる。木々の擦れる音や鮮やかな緑、耳と目から入ってくる情報は想像以上にリラックス効果を生み、仕事の休憩で少し外に出ただけでもそれが実感できるんです。余裕を削る構造「東京の人はせかせかして冷たい」よくそう言われますが、半分間違っていて半分正しい。冷たいわけではなく余裕がないんです。たとえば通勤。往復1〜2時間が当たり前で、その時間は何も生まないどころかストレスにしかなりません。これが生活から「余白」を奪っていく原因でもあります。朝の通勤電車に乗ると負のエネルギーというかそういう気が漂っていますね。さらに、東京は家賃・物価など圧倒的に生活コストが高い。つまり同じ生活水準を保つにはより多く働く必要があるということです。もう「時間がない」がデフォルト設定になっているんですよね。そんな状態だと、人は自然と「効率」を優先するようになります。だから「冷たさ」ではなく「時間に追われている結果、最適化された行動」なんです。逆に都外に来て感じたのは「時間そのものに余白がある」という感覚。街の人や店のスタッフの方の表情や対応の感じが全く違うことに驚きました。人柄もあると思いますが、構造的な余裕の差が関係している気がします。比較地獄の密度SNSの影響で手軽に他人と比較することが可能になりましたが、それにプラスして都心では直接的な比較が起きます。電車の中、すれ違う人、看板の広告モデル、会社、カフェの隣の席…視界に入る「他人の暮らし」の密度が異常に高いのです。高級車、ブランド品、洗練された身なりの人たちが常に視界に入り続けますからね。SNSの比較は自分でアプリを開かない限り発生しませんが、都心の比較は通勤するだけで強制的に発生します。「無意識のうちに何百回も比較している」というイメージかなと思います。研究的な裏付けここまでは自分の体験から来る考察ですが、エビデンスとして下記を載せておきます。都市部育ち・都市生活と統合失調症・不安障害・うつの関連について現在、世界人口の半数以上が都市に住んでおり、健全な都市環境の創出は主要な政策課題となっている。都市には健康上のリスクと利点の両方があるが、精神衛生には悪影響を及ぼしている。気分障害や不安障害は都市住民に多く見られ、統合失調症の発症率は都市で生まれ育った人々で著しく増加している。これらの知見は広く都市の社会環境に起因するとされているが、そのような関連性を媒介する神経プロセスは不明である。本研究では、機能的磁気共鳴画像法を用いて3つの独立した実験を行い、都市での生育と都市生活が人間の社会的評価ストレス処理に分離可能な影響を与えることを示す。現在の都市生活は扁桃体活動の増加と関連していたが、都市育ちは扁桃体活動、負の感情、ストレスの調節の重要な領域である前帯状皮質の周囲領域に影響を与えた。これらの知見は領域的および行動的に特異的であり、他の脳構造は影響を受けず、ストレスのない認知処理を誘発する対照実験では都市性の影響は見られなかった。我々の結果は、確立された環境リスク要因の明確な神経メカニズムを特定し、都市環境を社会的ストレス処理に初めて関連付け、脳領域が生涯を通じてこのリスク要因に対する脆弱性が異なることを示唆し、疫学的関連性の実験的調査が社会神経科学における有望な戦略であることを示している。Nature (2011) https://www.nature.com/articles/nature10190この研究では、都市生活がストレスに関わる脳の働きに影響することが示されています。ストレスの多さが心身に影響した結果、幸福度低下に繋がっているのだと推測できます。東京には東京の良さがあるここまでを見ると「都会は悪だ」のように書いてしまいましたが、東京にも良さはあります。活気にあふれ人・情報・エネルギーが集まる場所であり、多方面のチャンスが圧倒的に多いのも事実です。挑戦したい人、何かを仕掛けたい人にとっては、これ以上ない環境であるということ。実際、僕自身も東京にいたからこそ得られた経験は多くありました。つまり「人口密度が高い=不幸」ではなく、正しくは「人口密度が高い環境は幸福を犠牲にして、別の種類の刺激・チャンス・効率を手に入れている」ということだと思います。だから単純に「東京を出よう」ということではありません。問題なのは、その「トレードオフ」に気づかず、ただ無意識に消耗し続けてしまうことです。自分が今いる環境が、自分の幸福にどう影響しているかを考え・自覚すること。その上で「どこに住むか」「どんな環境に身を置くか」を自分の意思で選ぶ権利があるということを忘れてはいけません。

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taro. June 12, 2026
NOが言えない人は「価値観を言語化」できていないだけ

NOが言えない人は「価値観を言語化」できていないだけ

Noが言えない、断ることができない。そう自覚している人の多くは、どこかで自分を責めがちです。「断れない自分は意志が弱いのか」「本当は嫌なのに、なんでまた許してしまったんだ…」と。でもそれは、あなたが悪いわけでもなく、意志が弱いわけでもない。単純に「Noの作り方」を知らないだけです。なぜ言語化できていないのか僕たちは生まれてから義務教育を受け、社会に放たれます。授業中は先生の言うことを聞く部活では先輩の指示に従う家では親の言うことを聞く社会に出れば上司の言うことを聞いて、期待に応える。日本の教育と社会は、ほぼYESの訓練場と言ってもいい。加えて日本人特有の「空気を読む」という文化が、Noという選択肢を潰し、かき消してきました。場の雰囲気を壊さないこと、波風をなるべく立てないこと。それがナチュラルに刷り込まれてきたんです。そしてもう一つ。自分の価値観を深く考える時間というものを与えられてないですし、その大事さを教わってもいないということ。宿題、受験、就職、仕事。やることは常に決まっていたけど、「自分は何を大切にしているのか」は自分で考え決めるしかなかったんです。Noの基準=言語化された価値観Noが言えない人は「価値観がない」わけではありません。ただ言語化されていないから、自分を守るための盾として使えていないだけなのです。じゃあ言語化するにはどうすればいいのか?それは基準、明確なラインです。この自分の中でのNoの基準が盾というツールとして機能します。この基準が存在することで、価値観として定着しますし、毎回いちいち判断しなくてよくなります。「これは断っていいのか、悪いのか」を毎回考えることは想像以上に消耗します。そして「もう疲れるからとりあえずYESでいいや」となってしまう。このパターンを防ぐことにも繋がります。価値観を言語化する具体的な方法基準が大事ということはお分かりいただけたと思いますが、次は具体的な例をお伝えしていきます。まず大前提として、Noは言葉だけではありません。態度やスタンスも含まれます。「私は行きたくない」という雰囲気を出すのもNoの1つだということ。それを踏まえて順に見ていきます。3つの軸で基準を作る時間・お金・エネルギーの3軸で自分のルールを言語化します。具体例を出すとこんな感じです。時間の軸21時以降の連絡には返信しない移動に1時間以上かかる予定は入れない当日の突発的なお願いは受けないお金の軸時給換算で○○円以下の仕事は受けない見積もりを出す前に値引き交渉してくる案件は断る無償対応は1回まで、それ以上は請求するエネルギーの軸準備に対してリターンが見合わない飲み会には行かない消耗するとわかっている人と会わない終わった後に疲れる予定は最初から入れないこのような感じで言葉にして定義しておくと、判断のたびにゼロから考える必要がなくなります。「自分のルールに照らし合わせるだけ」になるので、消耗しなくなる。ルールこそ価値観なのです。もちろん、人それぞれなので合わない人も出てきます。批判されることもあるでしょう。けどそれは当たり前のことで、価値観とはそういうものです。だからいちいち深く考えず「この人とは単純に合わないってことだな」と思えばOKです。Noを言った後の自分をイメージするもう一つ試してほしいのが、断った後の自分を具体的に想像すること。Noを言ったあと、罪悪感が出てくるでしょうか?出てきたとしたら、それはなぜでしょうか?罪悪感の正体は「相手に嫌われたくない」「空気を乱したくない」「期待を裏切りたくない」といった感情です。それ自体は悪いことではないですが、自分の価値観よりも相手や周りの環境が優先されてしまっているということです。そういう場合は少し立ち止まって、自分の価値観を優先してあげましょう。自分を優先してあげられるのは自分しかいないということです。Noは自由への入口Noを1つ言えるようになると、その後も自然に自分の価値観を優先して断れるようになります。これは価値観が自分に定着してきたサインです。「自分の人生を選ぶ」というのは難しいことです。なぜなら実際周りにNoを言うことと同義だからです。逆にYESをいうことは簡単で、相手や周りにとって気持ちのいいことかもしれませんが、それを積み重ねた先にあるのは他人が設計した人生です。誰かの期待・誰かのスケジュール・誰かの都合に振り回され、自分の心を無視し続けていると、気づいたら時間もエネルギーも残っていなかったという悲惨な結果になってしまいます。Noは拒否ではなく、自分の人生を選ぶ宣言です。価値観を言語化して基準を持つ。まずは小さな1つのNoから、自分の人生を取り戻していきましょう。

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taro. June 7, 2026
家賃を下げることが自由につながる

家賃を下げることが自由につながる

先月、ついに引っ越しをしました。予定では今年の8〜10月頃を検討していましたが、物件をピーク終わりの4月に軽くチェックした際、物件数が想像以上に少なかったこと・費用面が思ったより安く済みそうだったこともあり早めの決断となりました。そして、今回の引越しで1番変わることは「家賃」です。前回住んでいた物件より家賃を安く・かつ住みやすい空間をターゲットにして探していました。確かに、引っ越しは出費がかさみます。引っ越し貧乏って言葉があるように。ただ、家賃が下がる場合は別だと思っていて、今回の僕のケースだと5万ほど下がり、初期費用は約40万円ほどで済みました。ここで考えたいのは初期費用は家賃の差分ですぐに回収できるということです。40÷5 = 8ヶ月住めば計算上、かかった費用は相殺できますし、その後は固定費がガクッと下がるということです。そしてこの家賃が下がることが、人生の最大の自由に繋がる。だから今回の決断をしました。「家を買うか、賃貸に住むか」という論争はここでは深く言及しませんが、僕は今のところ賃貸派でして、歳がある程度いったら一括で持ち家を買う時が来るかもしれません、とりあえずローンは絶対に組みません。家賃という最大の固定費「家賃は最大の固定費である」節約の文脈では当たり前で、もう誰もが知っていると思いますが意外と日常では意識しづらい。なぜならナチュラルに毎月差っ引かれるからです。僕は毎月、固定費のリストを見つめていて、どうしても家賃という固定費の重さが気持ち悪かった。まあ東京都内で言ったら安い部類に入るのでしょうが、それでも「もっと下げられる」という感情がありました。やはり固定費の中でダントツに大きいのが家賃ですから、気になるのは当然のことです。固定費を下げようとするのであれば、細かいものを削るよりも家賃を下げた方がインパクトが大きい。あと、家賃を下げるためには生活水準を上げないことも重要です。大体の人は収入が上がるにつれ生活水準も上げてしまう(いわゆるパーキンソンの第二法則)のが普通になってしまっています。だから家賃を下げようとしても、水準が上がりすぎて難しい、むしろもっといい所に住みたいとなってしまいます。そのためにはベースの水準を低めに設定しておくことです。毎日外食して贅沢さに慣れてしまうと質素な食事では満足できなくなってしまうのと同じように、一度上げた生活水準は落とすことが難しいのです。その手段としてミニマリズムを活用しましょう。持ち物が少なければ家もそこまで大きくなくていいし、「もっとモノを」という消費の呪縛から抜けられます。そして家賃は安ければ安いほど良い。よく手取りの3割とか言いますが高すぎです。「家賃が低い=クオリティが下がる」わけではないとはいえ家賃が下がる=生活の満足度・家のクオリティが下がると思われがちですが、それは場所選び次第で変わります。僕は今回、東京から出て隣の県へ引っ越すことで家賃を下げつつも生活環境のクオリティを上げることに成功しました。家賃が5万ほど下がったのにも関わらず、都心へのアクセスも1本で可能・間取り等の設備向上・緑豊かな地域など、一石四鳥くらいの結果に。これは戦略的に狙った結果です。あと、生活のどこに重きをおいているかによって感じ方はかなり変わってきます。都心からずっと離れて車移動が基本の田舎に移住する方が幸せなのか、都心で毎日夜景を見下ろすタワマンに幸福を感じるのか、デザイナーズ物件に住みSNS映えを狙う生活がいいのか、など。結局人それぞれの感性なんですよね。そしてこの価値観的なものは年齢や環境で変わるってことです。「タワマンに長年住んでいたけど急に田舎で暮らしたくなった」というのは割とあり得る話だと思っていて、だからこそ飽き性で突発性のある僕は賃貸推奨派ということもあります(笑)。家賃が下がることの恩恵前置きが長くなってしまいましたが、ここで家賃が下がることの恩恵を整理してみましょう。→家賃が下がり、固定費が下がる→固定費が下がることで生活費全体が下がる→生活費全体が下がることで少ない収入でも賄えたり、余剰分が出る→そこまで稼ぐ必要がなくなるため、時間が生まれるこのようなロジックで、最終的に自由が生まれるイメージです。転職して収入を上げたり、ストック収入や資産を積み上げて行くのも当たり前に大事ですが、最も簡単ですぐ効果が出るものが家賃を下げること。やろうと思えば1ヶ月後に引っ越しも可能です。僕がこのような考えになったのは、20代の飲食店勤務時代に高い家賃を払っていたからです。高いと言っても手取りに比べてという話で、家賃は9万円。ただ手取りが16万ほどだったので差し引いたら7万しか残らない。そこから生活費を捻出していました。しかも当時は洋服やCLUBでの夜遊びなどやりたい放題でしたので本当にカツカツの状態でした。そんな高い家賃を払っているのにも関わらず、平日はほぼ家にいない状態。その後は色々あって実家に帰ったのですが自分の愚かさ・家賃という固定費の重さに気付かされたんです。やっぱり毎月自動で支払っているとその重さが普通になってしまうんですよね。その教訓から僕は毎月、家賃を含めた固定費を必ず確認するようにしています。今回の引っ越しも、もとはと言えば固定費チェックの際に思いついたことがきっかけでした。家賃を下げることは、単なる節約ではなく自由を得るということ。もし今の生活がカツカツだったり、やりたいことができていなかったり、窮屈に感じるのであれば今の家賃が適正かどうか一度見直してみてください。

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taro. June 2, 2026
ミニマリストの始めかた入門6ステップ

ミニマリストの始めかた入門6ステップ

「ミニマリストになりたい」という言葉があまりすきではない。職業でもないし肩書きでもない。基準もない。概念でしかない物になりたいというのはいつも疑問であるが、あえてミニマリストになるならどういう順序で始めるのがいいだろう?どんな道でも入門というものがある。プログラミングで言えば、まずは定数・変数という概念を覚えて…のように。僕がミニマリズムを意識し始めたのはいろいろな出来事が重なった30歳になる年だった。長年勤めた飲食店からの転職、実家への帰還。環境変化が立て続けに起き、精神的に疲弊してしまった。そんな時にある書籍に出会った。「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」である。古着屋かってくらいに大量の服を持ち、部屋にはラグを敷いてガラステーブルを置く。それが“良い部屋”だと思っていた僕にとっては衝撃だった。国内・海外のミニマリストを観察して「これだ!」という感覚が走った。それからは自分なりにミニマリズムを実践してきたわけだ。そして僕が通ってきた道を思い出してみて、今回はミニマリスト入門として6ステップに分けて解説していこう。ステップ1:目的の明確化まず、なぜミニマリズムを実践する必要があるのか?という目的を明確にしなければならない。闇雲に物を減らしたとしても、それは一時的な断捨離として終わる可能性が高くなる。目的はなんでも良い。「生活にゆとりを持たせたい、部屋をスッキリさせたい」その動機が目的となる。こういう目的があるからミニマリズムを取り入れるんだ!という意思があるかないかで方向性が変わってくるのだ。だからまずは目的を明確にすることが大事。ステップ2:アイデンティティ書き換え次はアイデンティティ、自己認識である。なぜこれが大事なのかというと、人間はその場だけ行動しただけでは変わらない。行動自体は素晴らしいが。ダイエットに例えるなら、最初はやる気を出してヘルシーな食事を心がけるが少し経つと誘惑に負けて元の食生活に戻ってしまうというパターンが多い。それは自分自身が「ヘルシーな生活をしている人間だ」という認識に、意識レベルまでなってないことが原因である。逆を言うと、アイデンティティが確立されれば徐々に習慣化やクセが定着してくるということだ。このステップではミニマリズムが自然になるレベルになるようアイデンティティを確立させる。「私はミニマリズムと共にある、ミニマリストだ!」という感じで自分を洗脳していく。1番手っ取り早いのは手本となるようなミニマリズム実践者を見つけること。国内でもいいし海外でもいい。理想のライフスタイルが近かったり憧れだったりとにかく自分の理想と近づけるようにする。ステップ3:物理的整理フェーズ1,2が整ったらいよいよ実践だ。捨てやすい順に、服→書類→本→日用品→思い出の品 という感じで。まずは身近な服から攻めていき、1番難しい思い出の品や趣味関連は最後にする。あとは季節物の判断だ。扇風機・真冬のアウターなど、年数ヶ月しか使わないものは本当に必要か今一度考えてみよう。その他のテクニックとしては収納自体を減らす迷ったらボックスに入れて放置がある。個人的にオススメなのが放置することだ。ボックスでなくても、クローゼットなどの見えないスペースに捨てるか迷うものを置いておく。そして1ヶ月経っても使わなかったらその物は売るか捨てるかする。ポイントはリマインダーを必ずつけること。期限を決めないとただ置かれただけになってしまうからだ。期間に関しては自由に決めて良いと思う。僕の場合は2週間あれば判断できる。このようなテクニックを使って、不要なものをどんどん減らしていく。とはいえ正直ミニマリズムは万人向けではない。自分に無理強いしないよう自分のペースで進めよう。ステップ4:増やさないシステム作成物理的にものを減らせたら、次は増やさないシステム作りだ。減らしてもその分モノが増えては意味がない。それと、意識しなければものは無造作に増えていくのも事実である。むしろ減らすより増やさないシステム設計の方が大事かもしれない。方法はもうお分かりの通り、「不必要なものは買わない」というシンプルな原則だ。ただ、意志の力だけでは難しいので私の場合は下記を使用する。持ち物リストをつける買いたいものが出たらほしい物リストに入れ、1週間寝かせる手放す時のことを考える新しいものを1つ買ったら、既存のものを1つ手放す上限を決める(Tシャツは7枚まで、など)アプリの通知OFF1週間寝かせるというのが意外と難しいことに最近気づいた。ちょうど引っ越しの際、緊急で必要なもの・欲しいものが出た時に寝かせる時間が取れなかったからだ。やはりケースバイケースで考えていくしかない。自分に必要なものか判断するフィルターをかけて吟味してから、購入するかしないか決めること。これがシステムである。ステップ5:デジタルのミニマル化デジタルなものは目に見えないので、どうしても肥大しがちである。特にスマホやPCのデータだ。これは定期的に整理するクセをつけなければならない。僕の場合は毎月末にリマインダーでデータ整理の日を設けてチェックしている。この行為は一見面倒に思えるかもしれないが、実は記憶の整理にもなる。「今月はここに行って、〇〇したな」と振り返れるので思い出としてインプットされる。写真は見返してこそだと感じる。あとはデジタルで所有しているものだけではなく、過剰なデジタル環境からの離脱も含まれる「モノが少ないのにSNSばっか見てます」というのはなんとも滑稽である。そうならないためにも、ものを減らしつつデジタルの側面も手放していく。詳しい実践方法は過去の記事や動画で話しているので見てほしい。ステップ6:ライフスタイルへの定着物理的なものを整理したら最後は生活面だ。1番大事だと感じるのは、余白の使い方である。減らした後に生まれた時間・エネルギーを何に使うか。ここを意識しないと「ただ減らしただけ」の自己満足で終わってしまう。まあそれはそれで良いと思うのだが、本質は余白をどう使うかまで思考することである。僕の場合、余白ができて最初にやったのは筋トレだった。飲食店を辞め、物を減らし、時間が生まれた。その時間で体を作り始めた。収入を増やすため、時間を活用して独学でエンジニアへ転職した。削ったから生まれたものが、今の僕を構成している。あとは人間関係の整理も含まれる。正直ここが1番重い。モノのように捨てて終わりにできないからこそ最終段階なのだ。やること自体はシンプルで、消耗する関係・義務的な付き合いを見直す。スパッと切れない場合は距離を取る。これだけでかなりスッキリするはずだ。身の回りのものがスッキリして生活は整ったはずなのに、なぜかモヤモヤする…という方は人間関係が原因の可能性が高い。人間関係をミニマルにすること、ストレスのない付き合いをすること。これがゴールだと僕は思う。ここまで来て、ようやくミニマリズムは「目指すこと」から「在り方」に変わるのだ。

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taro. May 29, 2026

Hey, I'm taro.

エンジニア、クリエイター、ミニマリズム実践者。大規模なiOSアプリの開発やWebシステム開発に従事。ライフスタイルデザイン・ミニマリズムについて発信しています。